2009/11/18 水曜日
推薦入試について
推薦入試とは、一般に学力検査を行わない入試のことをいいます。公立高校・私立高校を問わず、多くの高校で実施されています。各高校の推薦基準を基に中学校内で審査され、「学校長の推薦」という形がとられるケースが多いようです。内申書や面接・作文のみで合否判定されるものがほとんどですが、加えて学力試験を課すケースもあります。
推薦入試には、学校側と受験者側にそれぞれいくつかのメリットがあります。学校側にとってのメリットは、一般入試の前に個性的な学生を確保できること、学校の教育理念にあった学生を早期に確保できることです。受験者側にとっては、早期に合格を確保できること、一般入試に比べて面接重視の試験なので、学力ばかりでなく学校生活も評価対象になるため、普段の真面目な生活態度や努力の積み重ねが評価してもらえることなどがあげられます。
推薦入試に関する報道があったので紹介します。
「競争性欠ける」推薦枠、都立高が大幅削減へ
(YOMIURI ONLINE | 2009年11月8日配信より抜粋)
『東京都教育委員会は、現在の中学2年生が受験する2011年度の都立高校入試から、約1万1000人に上る推薦入試の募集枠を大幅に削減する方針を決めた。~(以下省略)』
推薦入試枠が、全募集の4分の1に上る現状は、学力低下の一因となっているだけでなく、推薦入試を受ける生徒は、不合格でも一般入試というセーフティネットがあるのに、推薦入試を受けられない生徒は受験機会において不公平なのではないかという議論もあるようです。