偏差値の基本
月曜日, 4月 19th, 2010『偏差値』の求め方をご存じですか?
偏差値の意味を理解するためにも、偏差値の求め方を知っておくと何かと便利なので、今回は偏差値の求め方をご紹介しましょう。
[偏差値の求め方]
理解しやすくするために、10人の生徒のテスト結果から標準偏差を求めてみましょう。
『Aという10人のクラスでテストを行ったところ、得点はそれぞれ(低い点数から並べて)、15点、35点、45点、60点、65点、65点、70点、70点、80点、95点でした。』
(1.)平均点を求める
(15+35+45+60+65+65+70+70+80+95)÷10=60点
(2.)偏差を求める
それぞれの生徒の得点と平均点の差を求めます。
(3.)分散を求める
上記で求めた偏差をそれぞれ二乗して(偏差平方)、10人分を足し上げます(偏差平方和)。この和を人数で割って”分散”が求まります。
{(-45)^2+(-25)^2+・・・+35^2}÷10=2560
(4.)標準偏差を求める
上記の分散のプラスの平方根が”標準偏差”となります。
ルート(2560)=50.596・・・(約50.6)
それぞれの生徒の偏差値は…
計算式:{(自分の点数-平均)÷標準偏差}×10+50=(偏差値)
となります。
日本で「偏差値」と言えば「学力偏差値」をさすことがほとんどですが、この学力偏差値を考案したのは、桑田昭三さんという元中学教師です。東京都の中学校の理科教諭だった桑田昭三さんは指導する生徒の高校受験失敗という経験をバネに、生徒の学力を客観的に評価できる指標づくりに情熱を注がれ、試行錯誤の末、編み出したのが統計学や心理学で使われていた「偏差値」でした。